AI利用ポリシー
有限会社彩考では、医学・医療分野のイラストレーション制作をはじめとする業務において、AI(人工知能)技術を適切に活用し、制作業務の効率化や品質向上に役立てています。
一方、医療イラストレーションでは、医学的な正確性に加え、未公表の研究情報、患者情報、著作権その他の知的財産権などを適切に取り扱うことが重要です。
当社では、総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン」等を参考に、以下の方針に基づいてAIを利用します。
1. AIは制作を補助する手段として利用します
当社では、AIを医学的・専門的な判断に代わるものではなく、制作、調査、文章整理などを補助するための手段として利用します。
医療イラストレーションの内容、構図、医学的表現および最終的な成果物については、担当者が確認・判断し、当社が責任をもって制作します。
AIが生成した情報や画像を、確認せずそのまま成果物として使用することはありません。
2. 医学的な正確性を重視します
生成AIの出力には、不正確な情報や、実際には存在しない解剖学的構造、医学情報、文献等が含まれる可能性があります。
解剖学的構造、手術手技、医療機器その他の医学的内容についてAIを利用する場合は、ご依頼者から提供された資料や信頼できる医学資料等をもとに確認を行います。
AIの出力のみを根拠として医学的内容を決定することはありません。
3. ご依頼に関する機密情報を適切に管理します
当社では、ご依頼者からお預かりした資料や情報を適切に管理します。
特に、次のような情報を、ご依頼者の許可なく外部の生成AIサービスへ入力することはありません。
・未公表の論文、研究内容、研究データ
・査読中または投稿前の原稿や資料
・患者を特定できる個人情報
・個人を識別できる患者写真、医療画像等
・秘密保持契約(NDA)等により機密として扱われる情報
・その他、ご依頼者から非公開として提供された情報
業務上AIを利用する場合には、情報の内容や利用目的に応じて、安全性やデータの取扱条件を確認した上で適切な利用環境を選択します。
4. 個人情報およびプライバシーを保護します
AIの利用に際しては、個人情報保護法その他の関係法令を遵守し、個人情報やプライバシーに関する情報を適切に取り扱います。
患者その他の個人を特定する必要がない場合には、必要に応じて匿名化や識別情報の削除等を行います。
5. 著作権その他の知的財産権を尊重します
AIを利用する場合にも、著作権、意匠権、商標権その他の第三者の知的財産権を尊重します。
第三者が制作した特定のイラストレーションや写真等を、その作者または作品の特徴を模倣することを目的として生成AIに利用することは原則として行いません。
また、AIによる生成物を利用する場合には、用途に応じて第三者の著作物等との類似性や権利関係について確認します。
6. ご依頼者から提供された資料をAIの学習目的に使用しません
当社がご依頼者から提供を受けた原稿、画像、写真、研究資料その他のデータを、ご依頼者の許可なく、当社または第三者のAIモデルを学習させる目的で使用することはありません。
また、ご依頼により制作した成果物についても、契約条件や権利関係に基づき適切に取り扱います。
7. AI利用について適切な透明性を確保します
AIが制作工程において重要な役割を果たした場合などには、制作物の性質、ご依頼内容、契約条件等に応じ、必要な範囲でAIの利用についてご説明します。
AIを利用した場合でも、成果物に対する当社の確認責任および品質管理責任がAIサービスの提供者へ移るものではありません。
8. AI利用方針を継続的に見直します
AI技術、関連法令、政府のガイドライン、学術出版および医療分野におけるルール等は、今後も変化していくことが予想されます。
当社では、これらの動向を確認しながら、本ポリシーおよびAIの利用方法を必要に応じて見直してまいります。
制定:2026年9月2日
有限会社 彩考
参考:総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」
